QUALITY事業案内

主要工程紹介

社員一人一人の技術力により様々な板金製品を精密に高品質で製作しております。

技術営業

営業プロパーではなく、製造技術者がお客様の担当をさせていただきます。
図面などお客様よりいただいた情報から、加工可否の判断や加工アドバイス、御見積をさせていただきます。
必要に応じて製造技術者がお客様のもとに出向き、face to faceでつながることで、より具体的なVEやVAなど的確かつ迅速なアドバイスが可能です。

プログラミング

お客様から頂いた情報(製品データや図面など)をパソコン上で展開し、マシンのプログラムデータを作成します。
作成したプログラムデータを社内LANでマシンへ送信します。
同時に、各部署には生産管理より作業指示を出していきます。

製作工程

ブランク工程【 切断・穴あけ 】

材料を加工に適した大きさに切断し、図面通りの部品の形に切り出す工程です。
当社ではレーザマシン、タレットパンチプレス、パンチ・レーザ複合マシンを用いています。

平成27年1月には、新たにファイバーレーザー複合マシン LC-2515C1AJを導入いたしました。ランニングコストの低減化と、銅や真鍮・チタンなど非鉄材・高反射材量の加工への対応が可能になりました。材料自動棚も装備しており、24時間自動運転も可能です。

1. ファイバーレーザマシン

レーザ光線で金属の板(板金)に穴あけ、切断を行うマシンです。
当社にあるマシンはファイバーレーザ光を使用したレーザ切断機械です。

2. タレットパンチプレス

金型という刃を使って、金属の板(板金)に丸・四角等、いろいろな形状に穴をあけたり、切断等を行います。

3. ファイバーレーザ複合マシン

レーザマシンとタレパンの2つの機能を備えた複合機です。
ファイバーレーザ複合機とCo2レーザ複合機を併用しています。
特に、ファイバーレーザ複合機は、今まで切ることが難しかった銅や真鍮・チタンといったものも切断可能です。
材料自動棚も装備しているために理論的には24時間自動運転が可能となっています。

ファイバーレーザ複合マシン・LC-2515C1AJ(アマダ)
自動棚・ULS2512NTK(アマダ) 板サイズ 4×8
・AS2512NTK(アマダ) 板サイズ 4×8
パンチ・レーザ複合加工機・LC-2012C1NT+MP2512C1(アマダ)
ファイバーレーザ加工機(ロータリーインデックス付)・ENSIS3015RI+ASFH3015G(アマダ)
NCタレットパンチングプレス・EM-2510NT(アマダ)
シャーリング・DCT-3065(アマダ)
二次処理【バリ処理】

ブランク工程などでできた切断面にできた不要な突起「バリ」を取ったり、「穴あけ」や「ネジ切り」を行う工程です。
繊細で神経を使い「集中力」が必要な作業です。

当設備は、幅1000mmまでのワークを大量処理でき、製品エッジのR面取り加工に優れ、6本のブラシで製品に無理な負荷を与えることなく、理想的なバリ取りを行なうことができます。

バリ取り機AUDEBU1002 (アマダ)
曲げ工程【 曲げ(ベンディングマシン)】

図面通りの形に曲げます(最大加工長 4m、板厚 12.0mm)。
材料特性の影響などで、正確な加工が難しい工程です。
具体的には、プログラムデータを呼び出して図面と照らし合わせ、製品の板厚や形状により金型を変えて加工します。
同じ材質・板厚でも板によって曲げ角度が少し変わる時があるので、その場合は角度を微調整して補正します。

NCプレスブレーキ・FαⅢ2004 (アマダ)
・HDS1303NT (アマダ)
・HDS8025NT (アマダ)
・RG-80 (アマダ)
・FMB-062 (アマダ)
溶接・組立工程【 接合・アッセンブリ 】
半自動溶接 / TIG溶接

出来上がった部品を溶接し、組み立て製品にします。
溶接は作業者の実力と経験が品質の良し悪しに現れるので、技術と集中を必要とする作業です。
材質などによって、半自動溶接TIG溶接YAG溶接など溶接方法を使い分けています。
主にアルミやステンレスでは溶接後に、溶接熱によって生じた歪みをとったり、酸洗いによる焼け取りをおこなったりします。

半自動溶接 … 主に鉄製品の場合は半自動溶接でおこないます。
TIG溶接 … 材質がステンレスやアルミの場合はTIG溶接をおこないます。

YAG溶接 / YAGロボット溶接

アルミ・ステンレス・チタンなどの高反射材の薄板や異種材同士などの溶接を、スピーディーにひずみ少なく仕上げることができます。
接合面が弱いと懸念されることもありますが、確実に接合されていれば、強度は問題ありません。
試験的に、YAGレーザロボット溶接機で側面を溶接し、バルブ部分をYAGレーザ溶接機で溶接したテストサンプルに4気圧と6気圧をかけてみましたが、それでも空気の漏れなどは見られませんでした。
詳しい試験結果は、こちらのPDFを参照ください。

YAGレーザロボット溶接機・YLR1500Ⅲ(アマダ)
レーザ発振器・OYL110P(アマダ)
スポットナット溶接機・MSV08(向洋技研)
スポット溶接機(東亜精機)
デジタルインバータ制御式CO2/MAG自動溶接機・M-350L(ダイヘン)
デジタルインバータ制御式CO2/MAG自動溶接機・DL-350L(ダイヘン)
TIG溶接機・DA-300P(ダイヘン)
プレス工程【絞り・抜き(パワープレス)】

プレス機械に金型をセットし、薄い金属の板に「絞り」や「抜き」などの加工を行います。端子などの電子部品、絞り加工の必要な自動車部品などの加工に用いられることが多い工程です。
一つの製品にいくつかの「絞り」や「抜き」工程がある場合は、数種類の金型を使用します。
作業時は形状、寸法、キズの確認を行い、2枚打ちが無いように加工していきます。
プレス加工は同じ製品を連続して加工が可能なので、製品を量産することができます。

パワープレス・TPW-200(アマダ)
・TPL-150L(アマダ)
・TP-150B-X(アマダ)
・TP-60C-X(アマダ)
・SDE3030(アマダ)
配送

工場内で製作した完成品をお客様のもとへお届けします。
お客様へのお届けはチャーター便や混載便などを主に利用します。
自社便もありますので、お近くのお客様には自社便でお届けすることもできます。
梱包のやり方ひとつとっても配送中に製品が動いたりして破損したりしないようにするためのノウハウが詰まっています。

CONTACTお問い合わせ

ご質問や資料請求など、お電話やFAX、お問い合わせフォームよりお気軽にお問い合わせください。